時計を購入して3年ほど経過したときが一般的にはオーバーホールの時期であると言われています。
また3年たたずとも、何かの拍子で時計が故障してしまったりするかもしれません。
そんなとき、いざオーバーホールや修理の依頼をしようと思ったとき、どこに依頼すればいいのか悩んだことがある人は少なからずいるかもしれません。
今回はそんなとき、どこに修理・オーバーホールの依頼をすればいいのかお話しさせて頂きます。
日本ロレックス
修理・オーバーホールの必要に迫られたとき、正規の手順を踏むのであれば日本ロレックスに依頼することになります。
しかしながら、日本ロレックスの修理・オーバーホールはいかんせん料金が高いです。
3~4年経過していたならオーバーホールだけで8万円、他にも修理が必要な箇所が見つかれば10万円は超えるでしょう。
一方、時計の修理専門業者だと2万円~5万円以内で修理することが可能です。
「そうは言っても料金が高い分、日本ロレックスに依頼するメリットはあるんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、はっきり言ってメリットはほとんどありません。
業者によって一部のモデルはメーカー対応になってしまう場合もありますが、それは業者にそう言われてから初めて日本ロレックスに依頼すればいいだけの話です。
なので、まずは時計の修理業者に個別に依頼することをおすすめします。
ただし時計の修理業者と一口に言っても料金は一律ではなく、業者によって仕上がりの品質は変わってきます。
個別に時計の修理業者に依頼するのであれば、値段と品質のバランスをしっかり見極める必要があるということです。
そこで、当サイトがおすすめする時計の修理業者をいくつか紹介したいと思います。
是非参考にして下さい。
おすすめ業者
白金堂
当サイトが最もオススメしたいロレックスの修理業者が白金堂です。
料金は安すぎず、高すぎない平均的な価格なので作業工程を省かれたりすることはまずありませし、公式サイトにも作業の種類ごとに細かく料金を明示しているので値段をごまかされるような心配もないでしょう。
なにより白金堂は創業40年以上たつ老舗で、年間修理本数は8,000本を超えるほど実績ある修理専門業者なので作業の品質の高さは申し分ないです。
また、修理の依頼から完了までおよそ2~3週間なので、1ヵ月以上かかる業者もあることを考えれば作業スピードはかなり早い方です。
料金、品質、作業スピードなど総合的に見て白金堂はオススメできる業者であると言えます。
おすすめポイント
- 創業44年の実績
- 年間修理本数8,000本
- LINE簡単見積もりに対応
料金・値段
オーバーホール | ・手巻き:39,800円~ ・自動巻き:39,800円~ ・コスモグラフデイトナ:46,000円~ |
ベルトの調整・交換 | ・金属ベルトコマ取り:1,000円~ ・革ベルト既製品との交換:3,000円~ ・ベルトカット(継ぎ足し):要見積もり |
ベルトの溶接 | 【ステンレス】 ・ベルト溶接修理:30,000円~ ・一カ所追加:10,000円~ ・中留め溶接:18,000円~ 【コンビ】 ・ベルト溶接修理:45,000円~ ・一カ所追加:10,000円~ ・中留め溶接:18,000円~ |
研磨 | ・ケース&ブレスレット:20,000円~ ・ケース:10,000円~ ・ブレスレット:10,000円~ |
ガラスの交換 | ・プラスチック風防:8,000円~ ・サファイヤガラス:25,000円~ ・クリスタルガラス:25,000円~ |
電池の交換 | ・シンプルケアコース(電池交換のみ):2,000円~ ・安心ケアコース(電池交換・磁気抜き・パッキン交換・防水検査・外装の軽洗浄):5,000円~ |
磁気抜き | 1,000円~ |
文字盤再生 | 28,000円~ |
修理事例
・5年経過、油劣化以外に不具合なし
・オーバーホールと消耗品の交換(ゼンマイ、裏蓋パッキン)、研磨仕上げ実施
(ゼンマイ交換、裏蓋パッキン交換、研磨仕上げを含む)
合計:42,984円
・ゼンマイ切れ、内部の油劣化
・オーバーホール一式(ゼンマイ交換、裏蓋パッキン交換、研磨仕上げを含む)
合計:42,984円
オーバーホール、ゼンマイ交換、裏蓋パッキン交換、研磨仕上げ
ガラスパッキン交換:3,000円
合計:52,920円
オーバーホール一式(ゼンマイ交換、裏蓋パッキン交換、研磨仕上げを含む)
カーティスラバーBベルト交換:31,297円
合計:76,785円
修理の流れ
- 無料見積配送パックの申し込み
- 届いた配送パックに時計を封入
- お客様問診票を記入してパックに貼付し発送
- 見積もり・修理:2~3週間程度
- 支払い方法の選択(銀行振込/代金引換)
- 修理完了・時計の返却
評価
実績:
早さ:
千年堂
千年堂は全国の一流時計技士と直接取引することで低価格を実現している時計の修理専門業者です。
料金は2万5千円~4万円とやや大雑把ですが、少なくとも5万円は超えないので日本ロレックスよりもはるかに安い料金で修理することが可能です。
また、総勢100名以上の1級時計技師、メーカー出身のベテラン時計技師、メーカー正規修理店と業務提携をしてきているので修理の品質に関しては間違いなく高い業者です。
オーバーホール以外にも修理が必要な場合には別途料金が請求される場合もあるので、修理の作業ことの料金も知りたいところですが公式サイトには掲載されていないので見積もりをとって確認しましょう。
作業完了までにかかる時間としては、見積もりに10日、修理に4週間前後なのでいたって平均的です。
総括すると、修理・オーバーホール完了までにかかる時間はやや遅いですが、品質に関しては間違いなく信頼できる業者であると言えます。
おすすめポイント
- 総勢100名以上の1級時計技師と提携実績
- 1年間の修理保証あり(アンティークは6か月)
料金・値段
オーバーホール+修理 | 25,000~50,000円程度 |
修理の流れ
- 無料郵送パックのお申込み
- 郵送パックに時計を封入し同封の送状を貼付して発送
- 1~2週間ほどでメールにて現況報告と正式見積りをメール
- 見積もりに正式依頼をして修理開始:4週間前後
- 時計の返却(修理料金は代金引換)
評価
実績:
早さ: